店舗や企業の引き込み線工事はどのように行うの?
店舗や工場は建物が出来たらそのタイミングと同時に引き込み線工事も必要です。
引込み線工事を行わないと屋内の電気を利用することができません。
引込み線工事は街中にある電柱から電線を引き込み、それを低圧ケーブルを経由して建物に設置されている分電盤に通す作業です。
分電盤を経由することで各コンセントの電気が通電し、使用できるようになります。
ちなみに電柱の電線を引き込むと言っても色々な電線があります。
個人宅に引き込む電線、工場や企業など大きな建物に引き込む電線で違いがあります。
戸建て住宅や小規模の個人店などの場合は単相3線式の引き込みが一般的です。
電圧が100V、または200Vとなっていて、一般家庭で使うような家電の利用に対応した電気となります。
一方、商業施設やオフィスビル、工場などの大規模な建物に電気を通す場合は高圧引込が必要になります。
その場合は直接分電盤に引きこもりのではなく、変電設備(キュービクル)に電線を引き込み、そこで電圧を調整してから建物に送る形になります。
6600V以上の使用が想定される場合は高圧電力による引き込みとなります。
生駒電気では、こういった建物に対する引き込み線工事を行っています。